強引同期に御注意!
いざ流我の家に来ると 緊張してしまう


別れたくない気持ちと 裏切られてショックでたえられない気持ち
複雑過ぎて 心がついていけない


インターホンを押したら すぐに玄関が開いた


「よぉ。」


「…うん。」


なんか気まずい
なんて言葉を掛けて良いかわからない


ふと視線を上げると 目があった瞬間 すぐにそらした


ソファーに座るけど 様子がおかしい
そわそわして 落ち着きがない



もしかして 流我も別れを言おうしてるのかもしれない


真剣な顔をしたり 深呼吸したり コーヒー飲んだり



流我が言いにくいなら 私が言うよ


目を閉じ 大きく息を吸った


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