強引同期に御注意!


「な・・んで そうなるんだよ。」



私の上から動こうとしない
私の肩に頭を乗せ 何か言っている


今したばっかりなのに また始めようとする流我


「ヤダ!」


抵抗する私を悲しそうに見る でも止めてもらえず されるがままに


もう何度目だろう
抵抗する力もなくなった


流我は悲しそうに私を抱く
私は間違ってたのかな?


否定も何も言わない 流我を信じるほど
今の私は出来てない


違うなら 否定するでしょ?
しないのは 出来ないからでしょ


悲しくて涙が出てくる


「そんなに嫌かよ。 俺にだかれるの。




何でだよ。」



初めて見た 流我のこんなに傷ついた顔を 胸が締め付けられる


< 86 / 93 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop