可愛くなんて、なれない!
「マーヤちゃん、俺らにもついでよ。」
吉田さんと林さんがニコニコしている。


「はぁ~、じゃ、皆さん近くで固まってて下さいね。」
だから宴会は面倒くさい……なんて言ってるマーヤを見て、上原はハラハラしているけど、それが普通な社長達は笑いながら席にいった。


「川島お前すげぇな……」
上原がビックリしている。


「え?最初からあんなだよ。」
とケロッと言っている。


ある意味、怖いものなしよね、マーヤって。


周りの視線をバシバシ浴びているにもかかわらず、本人はいたって全く気づかずに、主任に連れていかれた。


「今日の宴会は、きっと荒れるわよ~。そのすべての原因は、絶対にマーヤよ~(笑)」
と上原に言うと。


「お前も、なかなかな性格してるよな。」
と言われた。


褒め言葉として受け取っておくわね。


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