可愛くなんて、なれない!
「ほらマーヤ。部屋に帰るよ。」
グイッとマーヤの手を引っ張ると。


「あ、りえ~」
と、満面の笑みで私に抱きついてきた。


「あのれ~、伊織くんが、うしょつくんらよ~(泣」
涙目上目遣いを無意識にやっているコイツは、きっと悪魔だろう(笑)


現に周りの男性社員様方は、ポーッと赤くなっている。


北島主任はイライラしている(笑)


女子社員様方は、呆然としている(*´艸`)


そりゃそうだ。


いつものマーヤは、人を寄せ付けないバリバリキャリアウーマンだから。


それが実は、こんなにデレだったなんて、だれが想像できただろうか(笑)


「さ、行くよ。」
マーヤを立たせると。


「う~、ねむい~。」
目をゴシゴシしているコイツは、本当に子供のような幼さだ。


2人で宴会場を後にすると。


とたんに大騒ぎになる宴会場(笑)
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