あなたに恋をしたらダメですか?
陽悟さんはその場で着替えたけど、私は襖を開けた隣の部屋で着替えることにした。
「咲世、まだ…?」
「まだー。もうちょっと待って!」
隣部屋に入ってから、もうかれこれ5分は経ってるはず。
そりゃあ、陽悟さんも聞いてくるよねぇ…。
でもお姉ちゃんが「浴衣に着替える時は髪もアップにすること!」って教え込まれたんだけど…。
「よし、出来た!」
鏡の前で髪型をチェックする。……うん、多分いいと思う。
でもこんなんで、陽悟さんビックリするかなぁ?と、半信半疑のまま襖を開けた。
「咲世、遅い…よ、」
「ごめんなさい」
謝りながら陽悟さんを見上げると、口を手のひらで覆って、何も喋らなくなってしまった。
「咲世、まだ…?」
「まだー。もうちょっと待って!」
隣部屋に入ってから、もうかれこれ5分は経ってるはず。
そりゃあ、陽悟さんも聞いてくるよねぇ…。
でもお姉ちゃんが「浴衣に着替える時は髪もアップにすること!」って教え込まれたんだけど…。
「よし、出来た!」
鏡の前で髪型をチェックする。……うん、多分いいと思う。
でもこんなんで、陽悟さんビックリするかなぁ?と、半信半疑のまま襖を開けた。
「咲世、遅い…よ、」
「ごめんなさい」
謝りながら陽悟さんを見上げると、口を手のひらで覆って、何も喋らなくなってしまった。