あなたに恋をしたらダメですか?
言えば言うほど、怪しくなるっていうのに…。
恥ずかしさで下を向くと「咲世、座ってよう?」と、私を座らせ、その隣に陽悟さんも腰を下ろした。
やがて料理が運び込まれて、あまり飲めないけど「一口だけ飲もう」と言われたお酒をグラスに注いだ。
「咲世、お誕生日おめでとう」
「ありがとう」
「咲世が生まれた日をお祝い出来て嬉しいよ」
「っ、」
こんなこと、言われるなんて思ってもいなかった。
「誕生日プレゼントね」
「えっ、用意してくれたの?」
「当たり前だよ。俺を誰だと思ってるの?」
「……元、女たらし」
「咲世も言うようになったよね…」
私がクスッと笑うと、陽悟さんに渡された長方形の細い箱を見せて「開けていい?」と聞くと陽悟さんが頷いたので、シュルッとリボンを解いた。
「あ。ネックレス!」
「気に入ってくれた?」
「うん!毎日付けるね!」
「うん。付けてあげる」
「…ありがとう」
陽悟さんがプレゼントしてくれたネックレスは、限定発売らしく雫がモチーフになってるみたいで。
その雫の輪の中に綺麗な青色のダイヤモンドが入っていた。
恥ずかしさで下を向くと「咲世、座ってよう?」と、私を座らせ、その隣に陽悟さんも腰を下ろした。
やがて料理が運び込まれて、あまり飲めないけど「一口だけ飲もう」と言われたお酒をグラスに注いだ。
「咲世、お誕生日おめでとう」
「ありがとう」
「咲世が生まれた日をお祝い出来て嬉しいよ」
「っ、」
こんなこと、言われるなんて思ってもいなかった。
「誕生日プレゼントね」
「えっ、用意してくれたの?」
「当たり前だよ。俺を誰だと思ってるの?」
「……元、女たらし」
「咲世も言うようになったよね…」
私がクスッと笑うと、陽悟さんに渡された長方形の細い箱を見せて「開けていい?」と聞くと陽悟さんが頷いたので、シュルッとリボンを解いた。
「あ。ネックレス!」
「気に入ってくれた?」
「うん!毎日付けるね!」
「うん。付けてあげる」
「…ありがとう」
陽悟さんがプレゼントしてくれたネックレスは、限定発売らしく雫がモチーフになってるみたいで。
その雫の輪の中に綺麗な青色のダイヤモンドが入っていた。