あなたに恋をしたらダメですか?
YUKIに入ってきたのは、斎藤さんという常連の男性客。
見た目は、いかにもスポーツやってます!って感じの体格に爽やか系男子。
年齢は分からないけど多分、私よりは年上だと思う。営業マンらしく、いつもは昼時に来たりするんだけど今日はどうしたんだろう?
「どうされたんですか?お昼…ではないですよね?」
「あー、うん。今日は咲世ちゃんに用があって…」
「わ、たし…ですか?」
「うん。あの、これ!」
そう言って斎藤さんから手渡されたのは、映画のチケットだった。
「あの、これ…」
「今度の日曜日、一緒にどうかな?」
「へっ?」
これって…もしかしなくても、デートのお誘いってやつ…?
後ろにいた未知子さんを見ると、未知子さんが少し笑って小さく頷いた。
未知子さんが言ってた人って……斎藤さんっ?!
「用事があるなら、来なくてもいいから。渡しておくね」
「いや、あの…」
「10時に映画館で待ってるから」
「え、斎藤さん、」
「じゃ、俺仕事あるから。牧さんまた来るよ」
「えっ、えっ、斎藤さん!」
見た目は、いかにもスポーツやってます!って感じの体格に爽やか系男子。
年齢は分からないけど多分、私よりは年上だと思う。営業マンらしく、いつもは昼時に来たりするんだけど今日はどうしたんだろう?
「どうされたんですか?お昼…ではないですよね?」
「あー、うん。今日は咲世ちゃんに用があって…」
「わ、たし…ですか?」
「うん。あの、これ!」
そう言って斎藤さんから手渡されたのは、映画のチケットだった。
「あの、これ…」
「今度の日曜日、一緒にどうかな?」
「へっ?」
これって…もしかしなくても、デートのお誘いってやつ…?
後ろにいた未知子さんを見ると、未知子さんが少し笑って小さく頷いた。
未知子さんが言ってた人って……斎藤さんっ?!
「用事があるなら、来なくてもいいから。渡しておくね」
「いや、あの…」
「10時に映画館で待ってるから」
「え、斎藤さん、」
「じゃ、俺仕事あるから。牧さんまた来るよ」
「えっ、えっ、斎藤さん!」