あなたに恋をしたらダメですか?
*俺って本当、最低だな
咲世ちゃんと別れた後、真っ先に俺は緋紗子に連絡を取った。
疑われないように、いつものホテルに呼び出して。
「すぐ行くね!」
そう言われて電話を切った。先にホテルに着いた俺は車の中で、緋紗子を待つ間、関係を持った女の子たちに電話をかけまくった。
やっぱり意外とアッサリしていて「そっかぁ、残念だけど分かったわ」と、みんな俺と縁を切ることを承諾してくれた。
あとは、緋紗子だけだ…。どんなことがあっても、分かってもらう。
しばらくして、車の窓ガラスをコンコンとされ、それが緋紗子だとすぐに分かった。
「陽悟、会いたかった!」
「はいはい」
いつものように演じ、いつものように、ホテルへと向かう。
ただ違うのは、もう緋紗子を抱かない。ただそれだけ…。
疑われないように、いつものホテルに呼び出して。
「すぐ行くね!」
そう言われて電話を切った。先にホテルに着いた俺は車の中で、緋紗子を待つ間、関係を持った女の子たちに電話をかけまくった。
やっぱり意外とアッサリしていて「そっかぁ、残念だけど分かったわ」と、みんな俺と縁を切ることを承諾してくれた。
あとは、緋紗子だけだ…。どんなことがあっても、分かってもらう。
しばらくして、車の窓ガラスをコンコンとされ、それが緋紗子だとすぐに分かった。
「陽悟、会いたかった!」
「はいはい」
いつものように演じ、いつものように、ホテルへと向かう。
ただ違うのは、もう緋紗子を抱かない。ただそれだけ…。