あの日、私は兄に誓う
集会の場に着くと、博明さんしかいなかった。
えっ?参加しろって言われたから来たのに…何で博明さんだけ?
私の堅い頭ではわからない。
「博明さんなんで?」と私が言うと、いきなり抱き締められた。
へ?どーゆうこと?
「ゴメン。しばらくこうさせて…」って
博明さんどーしたんだろう…。
しばらくして…
「卒業したとたんに急に不安になった。お前と一緒に過ごせなくなるような気がして…」と博明さんは言う。
どーしたの?らしくない。
「らしくないですよ?」と私が言えば、
「お前に想いをを寄せてる奴も多くいる。お前がいじめられたり、苦しんでるときにすぐそばで守ってはやれない。もちろん、たまには一緒に帰れても毎日とはいかない。そんなときにもしお前に何かあったら…と思うと、苦しいんだ」と博明さんは言った。
よーするに、心配で離れたくないってこと?
気持ちは凄く嬉しかった。けど…私は学校は辞めれない。
なんて答えていいか、わからなかった。
「光も先輩もいるし…大丈夫だよ。私は…」と私はムリに笑ってみた。
先輩は私のことを知っている。けど…私だって正直不安が無いわけではない。
またいじめられたらどーしよ…とか思うときある。
今までは会長に守られてきたから…
そんな会長がいない…それだけで心が苦しくなったりする。
でも、私には夢がある。お兄ちゃんが残した『永遠』でNo.1になること…。
それを叶えるには私はとりあえず、ここを卒業しなければならない。
大学にだって行きたいし…。
出来れば会長と同じ大学。会長にはまだナイショだけどね。
私が私であるために…。
博明さんならずっとそばにいてくれると思う。だからこそ、私はお兄ちゃんに誓って総長になった。
だからこそ、私はNo.1にならないとやめられない。
「ずっと離れたくなくないんだよ…」と切なげに言う博明さん。
私は何も言えず、ただ博明さんの背中に手を回した。
私だって…離れたくないよ?
とは言えなかった。
博明さんに思いが通じてほしい…ただそう思う。
博明さんはわかってるんだ…きっと。
この日、ナゼか私たちは二人だけで過ごした。
えっ?参加しろって言われたから来たのに…何で博明さんだけ?
私の堅い頭ではわからない。
「博明さんなんで?」と私が言うと、いきなり抱き締められた。
へ?どーゆうこと?
「ゴメン。しばらくこうさせて…」って
博明さんどーしたんだろう…。
しばらくして…
「卒業したとたんに急に不安になった。お前と一緒に過ごせなくなるような気がして…」と博明さんは言う。
どーしたの?らしくない。
「らしくないですよ?」と私が言えば、
「お前に想いをを寄せてる奴も多くいる。お前がいじめられたり、苦しんでるときにすぐそばで守ってはやれない。もちろん、たまには一緒に帰れても毎日とはいかない。そんなときにもしお前に何かあったら…と思うと、苦しいんだ」と博明さんは言った。
よーするに、心配で離れたくないってこと?
気持ちは凄く嬉しかった。けど…私は学校は辞めれない。
なんて答えていいか、わからなかった。
「光も先輩もいるし…大丈夫だよ。私は…」と私はムリに笑ってみた。
先輩は私のことを知っている。けど…私だって正直不安が無いわけではない。
またいじめられたらどーしよ…とか思うときある。
今までは会長に守られてきたから…
そんな会長がいない…それだけで心が苦しくなったりする。
でも、私には夢がある。お兄ちゃんが残した『永遠』でNo.1になること…。
それを叶えるには私はとりあえず、ここを卒業しなければならない。
大学にだって行きたいし…。
出来れば会長と同じ大学。会長にはまだナイショだけどね。
私が私であるために…。
博明さんならずっとそばにいてくれると思う。だからこそ、私はお兄ちゃんに誓って総長になった。
だからこそ、私はNo.1にならないとやめられない。
「ずっと離れたくなくないんだよ…」と切なげに言う博明さん。
私は何も言えず、ただ博明さんの背中に手を回した。
私だって…離れたくないよ?
とは言えなかった。
博明さんに思いが通じてほしい…ただそう思う。
博明さんはわかってるんだ…きっと。
この日、ナゼか私たちは二人だけで過ごした。