あの日、私は兄に誓う
校門をくぐり、昇降口ー
信都さんにバイバイして靴を履き替えた。
靴箱を開けると…思わず大きなため息が出た。
1枚の封筒が入ってたのだ。
普通なら、ラブレター!?と喜びたいところだが違うのはわかってる。
「おはよー」と光に背中を叩かれ、驚いて咄嗟にその手紙をとりあえず鞄の中にしまった私。
「今、何か隠したよね…?」と光は言う。
「手紙入ってたの~ラブレターかな?」と笑ってみたんだけど…
「だといいね!」と優しく言ってくれてた。
絶対勘づいてる…なんたって光は…同士で私の親友だもん。気づかないわけないよね?
とりあえず私達は教室に向かった。
廊下を歩いてると、コツコツコツと独特の足音が聞こえた。
生徒会長様だ…。
「「おはようございます」」私と光の声はキレイに重なった。
「おはよう、いきなりなんだが…昨日のこと考えてくれたかな?」と会長様はいきなり言った。
「はい。ヨロシクお願いします!!」と私は頭を下げると、「よっしゃ、決まりやね!」と会長様は言って去っていった。
良いのよ、これで…。その方が私らしくいられるわよね?
なんとか教室に着いた。
相変わらず、そんなに難しくない勉強にあんまり身が入らない。
バカね、私。もう少し、ランク上げるべきだったかもしれないわね…。
けど…今の生活があるのって、皆のおかげだものね。そう考えるとこの学校を選んだことは間違いじゃないわ。
ーお昼休み
私と光は食堂に向かった。
最近は毎日食堂でお昼を食べている。先輩と一緒に。
そこに「相席いいかな?」と会長様は現れた。
何、ご飯まで一緒に食べる気?!って、ボディーガードでもするつもりなのかしら?
「去年、確か…これくらいの時期じゃなかったかい?綾野さんが、この人にぶちギレたの…」ってやっぱり覚えておられる?
確かにあれは印象的だったかもね。
入学して間もない1年が、先輩、しかも不良に噛みついてるんだから…
「そうでしたね…」と私は笑うことしか出来なかった。
てか、よく考えれば…信都さんと会長様って同級よね…?
「俺もあの頃は関わりたくなかったんだよね。正直…」と会長様は言う。
私はそんな会長様の前で手紙を開いた。
内容は…ラブレターなんて可愛いものじゃない。
これって…脅し?!私は脅されてる…?
私の顔色は少し悪くなる。
「それは…?」と会長様に言われてそのまま渡した。
体が少し震えてる。嫌だ…そんなこと絶対に!!
光は横から私を「大丈夫…」と言いながら抱き締めてくれている。
信都さんにバイバイして靴を履き替えた。
靴箱を開けると…思わず大きなため息が出た。
1枚の封筒が入ってたのだ。
普通なら、ラブレター!?と喜びたいところだが違うのはわかってる。
「おはよー」と光に背中を叩かれ、驚いて咄嗟にその手紙をとりあえず鞄の中にしまった私。
「今、何か隠したよね…?」と光は言う。
「手紙入ってたの~ラブレターかな?」と笑ってみたんだけど…
「だといいね!」と優しく言ってくれてた。
絶対勘づいてる…なんたって光は…同士で私の親友だもん。気づかないわけないよね?
とりあえず私達は教室に向かった。
廊下を歩いてると、コツコツコツと独特の足音が聞こえた。
生徒会長様だ…。
「「おはようございます」」私と光の声はキレイに重なった。
「おはよう、いきなりなんだが…昨日のこと考えてくれたかな?」と会長様はいきなり言った。
「はい。ヨロシクお願いします!!」と私は頭を下げると、「よっしゃ、決まりやね!」と会長様は言って去っていった。
良いのよ、これで…。その方が私らしくいられるわよね?
なんとか教室に着いた。
相変わらず、そんなに難しくない勉強にあんまり身が入らない。
バカね、私。もう少し、ランク上げるべきだったかもしれないわね…。
けど…今の生活があるのって、皆のおかげだものね。そう考えるとこの学校を選んだことは間違いじゃないわ。
ーお昼休み
私と光は食堂に向かった。
最近は毎日食堂でお昼を食べている。先輩と一緒に。
そこに「相席いいかな?」と会長様は現れた。
何、ご飯まで一緒に食べる気?!って、ボディーガードでもするつもりなのかしら?
「去年、確か…これくらいの時期じゃなかったかい?綾野さんが、この人にぶちギレたの…」ってやっぱり覚えておられる?
確かにあれは印象的だったかもね。
入学して間もない1年が、先輩、しかも不良に噛みついてるんだから…
「そうでしたね…」と私は笑うことしか出来なかった。
てか、よく考えれば…信都さんと会長様って同級よね…?
「俺もあの頃は関わりたくなかったんだよね。正直…」と会長様は言う。
私はそんな会長様の前で手紙を開いた。
内容は…ラブレターなんて可愛いものじゃない。
これって…脅し?!私は脅されてる…?
私の顔色は少し悪くなる。
「それは…?」と会長様に言われてそのまま渡した。
体が少し震えてる。嫌だ…そんなこと絶対に!!
光は横から私を「大丈夫…」と言いながら抱き締めてくれている。