あの日、私は兄に誓う
「テスト期間中でしょ?テストも頑張りなさいよ?」とお母さんに言われた。
「もちろんよ!私が立てたのよ?マニュフェスト。言い出しっぺの私がそれなりの点数取らないと示しつかないじゃない!」と私は言った。
「ちゃんとわかってるならいいのよ。ただ、最近忙しそうだし、顔色もあんまり良くないから、無理してるんじゃないかって心配してるのよ」とお母さんは言った。
確かに忙しい。受験生であることも自覚しなくちゃいけない。
受験生として、受験勉強、イベント事、生徒会、ブツも追わなければいけない。
休む間なんて、無い。
私は部屋に戻って改めて考えてみる。
が、勉強をするために考えることを辞めたそして、勉強をした。
段々頭が回らなくなる。けど…少しでも頑張りたくて必死に頑張った。
気づいたらそのまま寝てたみたいで
朝になっていた。毛布がかかっていたので、それをたたんでベットに置いた。そして私は慌てて準備をした。
「おはよう。お母さん、毛布ありがとうね。 私、勉強しながら寝ちゃってたのね」と私が言うと、
「あら、毛布は私じゃないわ。博明君よ‼疲れてるみたいだから起こさないであげてって言って帰っていったの」とお母さんは言った。
嘘?!博明さんが?後でお礼のLINEしなくちゃ。
私は軽くシャワーを浴びて準備を整えて家を出た。
光がおはようって迎えに来てくれていた。
私達は話ながら学校に向かった。
私は光に信都さんとデートした話を光にしている。
光は相変わらずの笑顔で聞いてくれた。
学校に着くと、道を開けられる。
これにももう、慣れた。
「会長、おはようございます」とデカイ声で挨拶してくるのは生徒会メンバーで。
これもいつものこと。
「今日の日程についてなんですが…」と副会長達、生徒会が次々に私を筆頭に集まる。そして、校内でも?教室に着くまでずっとその体制のまま進んだ。
教室前で別れた私達。
教室に入ると、ピリピリした空気が流れている。
はあぁ、居づらいなぁと思いながら席についた。
テストが近づいているってことを改めて感じさせられる。
担任が入ってきた。
「何だ、この重苦しい空気は!」と担任は言っている。
「3年にもなると、この期間でさえピリピリするのか…」と独り言のように呟いてる担任。
まさか拾われるとは思って無かったんだろうなぁ。
「私もビックリしました。ずっとA組だけど2年までは皆普通で、ピリピリは感じたこと無い」と私は先生の独り言に返すように言うと、周りから睨まれた。
「だよな!他のクラスは全然なのにこのクラスだけ黒ーい、オーラと重ーい空気が流れている」と担任は言うのだった。
けど…周りの目は『お前にも一理原因がある』と言っている。
目で訴えてくるだけで、何も言わないところが皆らしい。
光は話してくれた。私がマニュフェストを立てた後、皆で学力向上の為に教えあったりしながら皆で努力していること。
けど…うちのクラスは違う。
プライドの高さが。個々で頑張っている。そして、足を引っ張るなとそれぞれに思っている。
だから空気が重くなるのだ。
ましてや受験生、テストはかなり重要になってくるのだ。
「まあ、私がマニュフェストに学力向上を挙げてしまったから仕方ないんですよね~」と私は空気が読めないふりをして白々しく言った。
「そんなこと無いぞ!お前のお陰で皆、勉強頑張っている。しかも、食堂で飯食べるやつも増えとるからな!クラス単位で皆で協力しあってる」と担任は言ってくれた。
私は間違って無かったのだと感じた。
けど…此処にいると私、メンタル潰れるんじゃないかとさえ思う。
いざ授業は始まった。範囲は同じなのに、何故か少し違うように感じられるのはこの空気感のせいだろうか?
休み時間になると、私は教室を出た。そして、ため息をついた。
「大丈夫か?どしたの?」と光が声をかけてくれた。
「なんか、教室空気重くて…居づらいからさ…」と私が言うと、
「そっか。やっぱり受験を控える学年ともなると、そうなるのか」と光が言った。
「もちろんよ!私が立てたのよ?マニュフェスト。言い出しっぺの私がそれなりの点数取らないと示しつかないじゃない!」と私は言った。
「ちゃんとわかってるならいいのよ。ただ、最近忙しそうだし、顔色もあんまり良くないから、無理してるんじゃないかって心配してるのよ」とお母さんは言った。
確かに忙しい。受験生であることも自覚しなくちゃいけない。
受験生として、受験勉強、イベント事、生徒会、ブツも追わなければいけない。
休む間なんて、無い。
私は部屋に戻って改めて考えてみる。
が、勉強をするために考えることを辞めたそして、勉強をした。
段々頭が回らなくなる。けど…少しでも頑張りたくて必死に頑張った。
気づいたらそのまま寝てたみたいで
朝になっていた。毛布がかかっていたので、それをたたんでベットに置いた。そして私は慌てて準備をした。
「おはよう。お母さん、毛布ありがとうね。 私、勉強しながら寝ちゃってたのね」と私が言うと、
「あら、毛布は私じゃないわ。博明君よ‼疲れてるみたいだから起こさないであげてって言って帰っていったの」とお母さんは言った。
嘘?!博明さんが?後でお礼のLINEしなくちゃ。
私は軽くシャワーを浴びて準備を整えて家を出た。
光がおはようって迎えに来てくれていた。
私達は話ながら学校に向かった。
私は光に信都さんとデートした話を光にしている。
光は相変わらずの笑顔で聞いてくれた。
学校に着くと、道を開けられる。
これにももう、慣れた。
「会長、おはようございます」とデカイ声で挨拶してくるのは生徒会メンバーで。
これもいつものこと。
「今日の日程についてなんですが…」と副会長達、生徒会が次々に私を筆頭に集まる。そして、校内でも?教室に着くまでずっとその体制のまま進んだ。
教室前で別れた私達。
教室に入ると、ピリピリした空気が流れている。
はあぁ、居づらいなぁと思いながら席についた。
テストが近づいているってことを改めて感じさせられる。
担任が入ってきた。
「何だ、この重苦しい空気は!」と担任は言っている。
「3年にもなると、この期間でさえピリピリするのか…」と独り言のように呟いてる担任。
まさか拾われるとは思って無かったんだろうなぁ。
「私もビックリしました。ずっとA組だけど2年までは皆普通で、ピリピリは感じたこと無い」と私は先生の独り言に返すように言うと、周りから睨まれた。
「だよな!他のクラスは全然なのにこのクラスだけ黒ーい、オーラと重ーい空気が流れている」と担任は言うのだった。
けど…周りの目は『お前にも一理原因がある』と言っている。
目で訴えてくるだけで、何も言わないところが皆らしい。
光は話してくれた。私がマニュフェストを立てた後、皆で学力向上の為に教えあったりしながら皆で努力していること。
けど…うちのクラスは違う。
プライドの高さが。個々で頑張っている。そして、足を引っ張るなとそれぞれに思っている。
だから空気が重くなるのだ。
ましてや受験生、テストはかなり重要になってくるのだ。
「まあ、私がマニュフェストに学力向上を挙げてしまったから仕方ないんですよね~」と私は空気が読めないふりをして白々しく言った。
「そんなこと無いぞ!お前のお陰で皆、勉強頑張っている。しかも、食堂で飯食べるやつも増えとるからな!クラス単位で皆で協力しあってる」と担任は言ってくれた。
私は間違って無かったのだと感じた。
けど…此処にいると私、メンタル潰れるんじゃないかとさえ思う。
いざ授業は始まった。範囲は同じなのに、何故か少し違うように感じられるのはこの空気感のせいだろうか?
休み時間になると、私は教室を出た。そして、ため息をついた。
「大丈夫か?どしたの?」と光が声をかけてくれた。
「なんか、教室空気重くて…居づらいからさ…」と私が言うと、
「そっか。やっぱり受験を控える学年ともなると、そうなるのか」と光が言った。