あの日、私は兄に誓う
「あー、ごめん。挨拶遅れたね。俺は、生物学2年の 茜崎 葵。 高見さんの後輩です。俺、高見さんぞっこんだから相手は誰であろうと、邪魔する奴は、潰すよ?」と笑われた。
ゾッコン…素敵だわ。
確かに男女共から惚れられるそんな存在よね。
「上等ですよ。まあ、なめられたら困りますけど?」と不敵な笑みで返すと、
「やめろよ!二人とも」と平然と言う高見さん。
乗りやすい性格の私、危うく、喧嘩してたかもしれない。
「前にも話したな?葵。コイツがただの女じゃないことは‼」と高見さんは言う。
っておい!結構失礼なこといってんじゃないわよ!
「あー、まあ、そんなこと聞いたような気がしますね」と葵さんは言う。
「あの、葵さんは何で高見さんになついてるんですか?」と私は言ってみた。
「んー?まあ、優しい先輩だったからかな。オープンキャンパスで来たときさ、知り合いもいないし、苦しんでたところに声をかけてくれてさ…」と葵さんは言う。
確かに、高見さんはそんな人だ。
私も同じような理由だったし。
「…らしいですね。高見さん、私も同じような理由でした」と私は言った。
「…だろ?気合いそうだね」と言われた。
確かに合うかもしれない。けど…チャラいのは嫌かも。
「コイツ、お前みたいな、チャラさ全開、不良ぽいばか嫌いだぞ?」と高見さんは言った。
いやいや、そこまで思ってないし!
「失礼っすね!俺、こう見えて真面目っすよ?」と葵さんは言う。
私は思わず笑ってしまった。
「って、何笑ってんの?キミ…」と葵さん、
「…キミじゃなくて、香です」とスマイルを振り撒く。
「やめろーそのスマイル。俺、ムリ。惚れそうになる」と高見さんは言った。
「あは☆やっぱり、片想い?何で口説かないの?」と葵さん。
「俺の大事な女だから。と言うより、俺が大事にしてきた幼馴染みの彼女なんだよ。弟にすねられるほど、大事にしてきた1つ下の後輩のな」と高見さんは言った。
「あーなるほど?俺とおないなんすね。彼氏さん。ついでに弟君も?」と葵さん、
「そうだ」と高見さんは言った。
そんな話をしながら楽しく三人で過ごした。
私はやっぱり楽しくて、改めてこの大学を希望することにした。
「…香って呼んでもいいのかな?俺…」と葵さんに言われた。
「はい、もちろんです‼」と私は言う。
「学部希望は?」と聞かれた。
ほんとは悩んでる。けど、一応決めてある。
「…法学部です」と私は言った。
「はあ?ここの法学部?!最難関だよ?バカかよ!」とでかい声で言ってくる、葵さん。
だから言いたく無かったのよ‼
「おいおい、失礼だろうが!コイツは安全圏取ってるぞ?」とナゼか高見さんが自慢げに言った。
「…別格じゃん!俺みたいなやつ…。俺、実は全国模試とかも悪くてさぁ、ここだってE判定だったよ!?大変だったんだから」と葵さんは言った。
「マジかよ…。よく、E取って諦めずにここ受験したな」と高見さんは言う。
「だってさ、高見さんがうちこいよ!とか言うから」と葵さんは言っている。
ゾッコン…素敵だわ。
確かに男女共から惚れられるそんな存在よね。
「上等ですよ。まあ、なめられたら困りますけど?」と不敵な笑みで返すと、
「やめろよ!二人とも」と平然と言う高見さん。
乗りやすい性格の私、危うく、喧嘩してたかもしれない。
「前にも話したな?葵。コイツがただの女じゃないことは‼」と高見さんは言う。
っておい!結構失礼なこといってんじゃないわよ!
「あー、まあ、そんなこと聞いたような気がしますね」と葵さんは言う。
「あの、葵さんは何で高見さんになついてるんですか?」と私は言ってみた。
「んー?まあ、優しい先輩だったからかな。オープンキャンパスで来たときさ、知り合いもいないし、苦しんでたところに声をかけてくれてさ…」と葵さんは言う。
確かに、高見さんはそんな人だ。
私も同じような理由だったし。
「…らしいですね。高見さん、私も同じような理由でした」と私は言った。
「…だろ?気合いそうだね」と言われた。
確かに合うかもしれない。けど…チャラいのは嫌かも。
「コイツ、お前みたいな、チャラさ全開、不良ぽいばか嫌いだぞ?」と高見さんは言った。
いやいや、そこまで思ってないし!
「失礼っすね!俺、こう見えて真面目っすよ?」と葵さんは言う。
私は思わず笑ってしまった。
「って、何笑ってんの?キミ…」と葵さん、
「…キミじゃなくて、香です」とスマイルを振り撒く。
「やめろーそのスマイル。俺、ムリ。惚れそうになる」と高見さんは言った。
「あは☆やっぱり、片想い?何で口説かないの?」と葵さん。
「俺の大事な女だから。と言うより、俺が大事にしてきた幼馴染みの彼女なんだよ。弟にすねられるほど、大事にしてきた1つ下の後輩のな」と高見さんは言った。
「あーなるほど?俺とおないなんすね。彼氏さん。ついでに弟君も?」と葵さん、
「そうだ」と高見さんは言った。
そんな話をしながら楽しく三人で過ごした。
私はやっぱり楽しくて、改めてこの大学を希望することにした。
「…香って呼んでもいいのかな?俺…」と葵さんに言われた。
「はい、もちろんです‼」と私は言う。
「学部希望は?」と聞かれた。
ほんとは悩んでる。けど、一応決めてある。
「…法学部です」と私は言った。
「はあ?ここの法学部?!最難関だよ?バカかよ!」とでかい声で言ってくる、葵さん。
だから言いたく無かったのよ‼
「おいおい、失礼だろうが!コイツは安全圏取ってるぞ?」とナゼか高見さんが自慢げに言った。
「…別格じゃん!俺みたいなやつ…。俺、実は全国模試とかも悪くてさぁ、ここだってE判定だったよ!?大変だったんだから」と葵さんは言った。
「マジかよ…。よく、E取って諦めずにここ受験したな」と高見さんは言う。
「だってさ、高見さんがうちこいよ!とか言うから」と葵さんは言っている。