勇者は辛いよ
一度目の前が真っ暗になった。
どうやら目を閉じていたようだ。
ゆっくりと目を開ける。

目の前にはそんなに大きくする必要性無いだろう、というくらい高級感溢れる大きな扉がある。

両端には槍を持った兵士が2人。
そう、ここはお城の中であった。
この先にはきっと王様がいる。

勇者は場所の把握する力はすごいからな。

なぜお城にいるのかって?王様によばれたからである。

大きくて重い扉を、か弱い力で開ける。
ギィイイと重たい音を立てて開かれた。
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