第二部 母と妻と女の狭間で・・・ 留学時代編
翌朝、目が覚めると、なんだか見知らぬ
部屋で目が覚めた。
〈あれ?昨日飲み過ぎて、記憶がないぞ?〉
と思ったら、
〈あ、あさひのアパートに泊まったんだ!〉
やっと、思い出した。
わたしは、いつもの様に、てっきり、
どっかの家でお酒を飲み過ぎて、知らない
家で、そのまま寝ちゃったのかと思った。
でも、今日からここで暮らすんだ。
そう思って、少しだけど、あさひの日常に
私のいる場所ができた。
今までと違って、大進歩。
こうやって私は、だんだんあさひ色に
染まっていくことが、心から嬉しかった。
まるで、ピンクの花弁がはらはらと
舞い散る、春うららかな、入学式の校門
の前に立っているように感じた。
「おはよう!」
リビングに行くと、あさひが朝食を
ちょうど作り終わったところだった。
「スクランブルエッグとWhole bread.
俺、Whole breadしか食べないから、
他のないんだ。
Whole breadは食べられる?」
「うん、だいじょぶ」
テーブルには茶色いパン(全粒粉
パン)が乗ってた。
私は、白いパンが好き。
でも、たべられないわけじゃないから、
そのまま席についた。
部屋で目が覚めた。
〈あれ?昨日飲み過ぎて、記憶がないぞ?〉
と思ったら、
〈あ、あさひのアパートに泊まったんだ!〉
やっと、思い出した。
わたしは、いつもの様に、てっきり、
どっかの家でお酒を飲み過ぎて、知らない
家で、そのまま寝ちゃったのかと思った。
でも、今日からここで暮らすんだ。
そう思って、少しだけど、あさひの日常に
私のいる場所ができた。
今までと違って、大進歩。
こうやって私は、だんだんあさひ色に
染まっていくことが、心から嬉しかった。
まるで、ピンクの花弁がはらはらと
舞い散る、春うららかな、入学式の校門
の前に立っているように感じた。
「おはよう!」
リビングに行くと、あさひが朝食を
ちょうど作り終わったところだった。
「スクランブルエッグとWhole bread.
俺、Whole breadしか食べないから、
他のないんだ。
Whole breadは食べられる?」
「うん、だいじょぶ」
テーブルには茶色いパン(全粒粉
パン)が乗ってた。
私は、白いパンが好き。
でも、たべられないわけじゃないから、
そのまま席についた。