寝ているカノジョ




「うん!そう思ったら誰にでも言うよ」


城井 仁奈は嬉しそうに答えた。





それを聞いてがっかりしてる俺がいた。



そして、

俺にとってありえない言葉が口から出た。





「なぁ…仁奈って呼んでいい?」







「へ?」




女に下の名前で呼んでいいかなんて

今まできいたこともなかったのに。


俺…何してんの?





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