魔神戦記 the MOVIE!
 
魔神としての年齢は高いが、やはり身体は健全なる青少年。

無意識に反応する…


「むは…ん…ぁふっ…」

それに気付いて興奮し始めたのか、なゆりは無我夢中で唇を一層激しく重ねて来る。

次第に息は荒くなり、もう止まらないといった感じで俺をソファーに押し倒した。

そして仰向けに寝かされた俺の上に、なゆりは自分の身体を擦りつけるように寝そべって来た。


すがるような潤んだ瞳。

紅潮した頬。

妖艶に乱れた黒髪。

顔にかかる甘い吐息。


普段おとなしい恋人が、目の前でそんな淫らな表情をさらけ出したら…

男の答えは一つ!

頭の中で何かが弾け飛んだ。


こうなれば俺も止まらない。

朝だろうが昼だろうが、本能に身を委ねるだけだ!

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