君だけが知る真実を...
王子〜鎌〜
何言ってんだよこいつ
嘘の笑顔を向けるな?
バレてなかったのにどうしてわかるんだよ
「紫葵さん変なこと言わないでくださいよ」
俺はまた嘘の笑顔で答えた
「紫葵って呼ばないでください、私には理解できません」
「なに「これでホームルームは終わる」」
「紫「起立、礼」」
「王子ー」
沙由香和さんが出て行こうとした
「紫葵さんまって」
俺はとっさに腕を掴んだ
「理解できないってなにを?」
「王子?あなたが?一番空っぽなのに王子なの?外見しか求められない空っぽ王子様手を離して」
おれは正論を言われ手を離して終わった
手を掴んだ時一瞬君が初恋の人に重なってみえた...