君がいない明日。
あーどうしよ。

言いたいことまとまってないや!

ぐちゃぐちゃにいいたくないし~っ!

「おい」

肩を優しくつかまれ引っ張られた。
蒼だった。

「わっ、蒼!びっくりした~」

「びっくりはこっちのセリフなんか変な動きしてるやついると思ったら花音なんだった
不信だから、やめなよ」

「わっ悪かったわね!」

「まぁ、原因は遥乃だろーけど」

「あはは........だってさ、寂しいとかまた会おうとかそんな言葉じゃ足りないじゃない
蒼と遥乃と私が一緒にいた時間ってそれほど大切なものだから」

「俺もそう思う、だから言わなきゃいけないことがたくさんあるけどまとまらないのもわかる」


そーだよ。

蒼だってずっと一緒だったんだ。
それに、遥乃は蒼のことが.......。

「蒼もつたえなきゃダメ」

「あーもう、わかったから。いくぞ」




教室に入ると遥乃が
私たちに気づいて手を振った。
私もすぐ振替した。









「遥乃.............」









放課後屋上で待ってる。



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