Miracle
杉崎優太はまたまた顔パス。

個室に入って何も頼んでないのに料理が運ばれて来た。

「お腹空いてたでしょ?食べな〜。」

「…いただきます…。」

あたしはお腹空きすぎて無言で食べた。

「どんだけ腹減ってたの?」

笑いながら聞かれたけど、思ったらお昼は九条君のせいで食べれてないんじゃん。

「お昼からです…。」

「え?昼飯食べてないの?」

「まあ、ちょっと色々あって…。」

「九条?」

鋭いな。

「まあ…。」
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