Miracle
携帯をいじってたけど、流石に飽きた。

空を見上げたら雨降りそうな感じ。

傘持ってねーし。

どうしよ…。

そう考えてたら話しかけられた。

「ねえ、お姉さん1人?俺と遊ぼうよ!」

…。

何かさ今日多くね…。

怠いわ…。

「ごめん、他当たってくれる?」

優しく言った。

しばらくここに居たいし。

「そんな連れないこと言わないでさ!ね!」

そう言われて腕を掴まれた。

その時思い出した。

元彼との思い出を。
< 28 / 156 >

この作品をシェア

pagetop