Miracle
「どうぞ。」

そう言って手を差し出して来た。

何この貴族みたいな感じ…。

あたしはギクシャクしながら手を取って降りた。

てか、この人何考えてんの…。

連れて来られたのは高級そうなレストラン。

入ったら顔パスだし何。

「嫌いな物は?」

ここで飯を食えと…。

「おいしく無いものです。」

その人はあたしを見て笑った。

「はは、確かにね!面白すぎ。」
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