警備なおしごと
挫折して
すきか.
「今、どこ?」
真央.
「三茶、今どこ?」
「秋葉原から、岩本まで歩くから、来て。」
「了解、岩本からの間に見つける。」
「わかった。じゃね、」
秋葉原から歩き。空腹のあまりとぼとぼ歩くと、知った顔が現れた。
「真央…。」
「どうした?」
「腹減った。」
「たくっ。食わないで山形から、
走って来たんだろ?行くぞ!」
近くの居酒屋へ、
「ん、まづい。」
「また、始まった桜さんの悪いクセ、
ここは東京なの、上手いものばかりじゃ無いの。」
「桜、て言うな。名前で呼べ。」
「はい!でもここ東北じゃないし。」
「酒は一緒だから、いい。」
「久しぶりだな?」
「うん、なんかそんな感じしない、
女はバカだよな、
逢いたい一心で、ここまで、きちゃうもんな。」
「え?逢いたかったの?俺と?」
「悪い?あんたが黙って行くからだよ。
なんだよ。こんなとこまで。」
「あんたなんかやりたいだけだろ?
私はっ、あんた …でも、いいや。」
ほろ酔い気味で、
タクシーに乗り込み真央のアパートへ。
真央とすきか
…車中。
「うち、帰ろ。」
「うん。」
「していい?」
「嫌。」
「キスしないから。」
「ふふ、キス無し、ゴム有りの1.5?
売春じゃないし。」
「1.5て、安いな。」
真央の手が静かにすきかのお腹をさすり、少しずつ胸に。
「ん、…キスしていい…。」
「勃ってきた。」
「バカ!ふふ、私も。」
「え?!どこ??」
ほどなく、アパートに到着。
世田谷烏山 真央のアパート
ざわめく、眠らない街の一室
月明かりなのか、街明かりなのか?
薄暗い部屋の中に白い肌が絡み合い、
濡れた髪だけが光る。
「あ、真央?」
「ん…、」
長い、絡みつくキス。
無言ですきかの足の間に入りこむ。
胸のふたつの膨らみと突起に、
唇を這わせる。
徐々に下がりゆっくりと、ゆっくり
淡い茂みに向かう。
舌先に神経が集中する。視神経が舌先に映るように…。
「あ、い…や、」
真央はすきかの、
潤んだ窪みに舌をまわすようになぞっていく。
「う、…あぁっ、」
すきかは真央の髪を掴み、快感に浸る。
「…きて、」
「いれるよ、…。」
ゆっくりと体を入れ替え、
少し窮屈な感じで、体の一部が埋まっていく。
二人だけの作業に入っていく。
「あぁ、ん、」
「お、気持ちいい。」
「うん、あ、私も…っ。」
「は〜っは〜、」
「ああっ、」
二人がひとつになっていく、
めくるめく快感で一体感が深まる。
頭の中でなにかが、弾ける。
雑踏の中、なにもなかったように、
空が明けていく。
世田谷烏山駅
二人、駅に立つ。
「行く?」
「山形に?」
「そのうちな。」
「本当?」
「うん。」
「じゃ、帰るね。」
「うん。」
真央の気持ちが少しだけぶれる。東京に来た後悔と、未来と将来が交錯する。
電車に乗りこみ、スマホをかざす。
?メールするね?
?わかった?
走り去って、メールが届く。
ピヨ♪
ここにいたって、何もないよ。
私も居ないし。
その仕事なら 山形でもあるよ。
給料減るけど。
また来る。 すきか。じゃね、
真央は、キュンと、男の部分がまだ
すきかの、窪みに締められてるような。
切ない気分になった。
山形は徐々に春めいて
回送の車中泊も、楽になり。増員した人達も増えた。
福島請負ヤード
トラック納車完了。
さ、早いけど山形帰ろか。
近くの庭坂駅まで歩く。
電車で山形へ。スマホで求人情報を見るのも、習慣になっていた。
あっ、でた。
レア 警備 。大手スーパーの、常駐警備募集。やっとだぜ。
常駐警備は、施設全体を点検、入出店管理。受け付けの事か、よし。
履歴書を送り、忘れた頃電話を回送中に受ける。
山形 市民会館
面接日行って見ると、書類をいっぱいかかえた、おじさんが。
レア 警備 社長自らの、面接と思いきや、いきなり。
「空手三段なんだね。」
「私は剣道三段だけど凄いね、その若さで。」
言いつつ書類の束を私に、
「え?」
「集めて来て、必要書類。」
「他の会社と違うのは、身分証明が必要だから、お願いしますね。」
「はい…。」
…合格ということ?
「集まったら警備講習はじめます。
これは30時間義務づけられてます。
その間、お給料も出ます。」
「はい。わかりました。」
後で聞いた事だか、
給料は他の警備会社はもっと高い。
これは警備の仕事を入札で取るため、
レベルの低い都市型の会社は必然的に
人件費を下げて、仕事をとる。
人件費を削ると、給料安くても使って、と言う人が来るので、
警備員の万引きとか結構ある。
講習も終わり、配属が決まった。
警備保安部 万引きGメンの事だ。
私服で警備にあたる。
が、なんと2か月で挫折。
人間関係とスーパー警備の粗雑さと。
あまりに簡単な事を難しくして、頭良さそうに見せる。
巻き込まれた私は、異物。当然居心地が悪くなって行く。
世間とのギャップが凄い。
カーン、
終了のゴングがなった感じ。
すきか.
「今、どこ?」
真央.
「三茶、今どこ?」
「秋葉原から、岩本まで歩くから、来て。」
「了解、岩本からの間に見つける。」
「わかった。じゃね、」
秋葉原から歩き。空腹のあまりとぼとぼ歩くと、知った顔が現れた。
「真央…。」
「どうした?」
「腹減った。」
「たくっ。食わないで山形から、
走って来たんだろ?行くぞ!」
近くの居酒屋へ、
「ん、まづい。」
「また、始まった桜さんの悪いクセ、
ここは東京なの、上手いものばかりじゃ無いの。」
「桜、て言うな。名前で呼べ。」
「はい!でもここ東北じゃないし。」
「酒は一緒だから、いい。」
「久しぶりだな?」
「うん、なんかそんな感じしない、
女はバカだよな、
逢いたい一心で、ここまで、きちゃうもんな。」
「え?逢いたかったの?俺と?」
「悪い?あんたが黙って行くからだよ。
なんだよ。こんなとこまで。」
「あんたなんかやりたいだけだろ?
私はっ、あんた …でも、いいや。」
ほろ酔い気味で、
タクシーに乗り込み真央のアパートへ。
真央とすきか
…車中。
「うち、帰ろ。」
「うん。」
「していい?」
「嫌。」
「キスしないから。」
「ふふ、キス無し、ゴム有りの1.5?
売春じゃないし。」
「1.5て、安いな。」
真央の手が静かにすきかのお腹をさすり、少しずつ胸に。
「ん、…キスしていい…。」
「勃ってきた。」
「バカ!ふふ、私も。」
「え?!どこ??」
ほどなく、アパートに到着。
世田谷烏山 真央のアパート
ざわめく、眠らない街の一室
月明かりなのか、街明かりなのか?
薄暗い部屋の中に白い肌が絡み合い、
濡れた髪だけが光る。
「あ、真央?」
「ん…、」
長い、絡みつくキス。
無言ですきかの足の間に入りこむ。
胸のふたつの膨らみと突起に、
唇を這わせる。
徐々に下がりゆっくりと、ゆっくり
淡い茂みに向かう。
舌先に神経が集中する。視神経が舌先に映るように…。
「あ、い…や、」
真央はすきかの、
潤んだ窪みに舌をまわすようになぞっていく。
「う、…あぁっ、」
すきかは真央の髪を掴み、快感に浸る。
「…きて、」
「いれるよ、…。」
ゆっくりと体を入れ替え、
少し窮屈な感じで、体の一部が埋まっていく。
二人だけの作業に入っていく。
「あぁ、ん、」
「お、気持ちいい。」
「うん、あ、私も…っ。」
「は〜っは〜、」
「ああっ、」
二人がひとつになっていく、
めくるめく快感で一体感が深まる。
頭の中でなにかが、弾ける。
雑踏の中、なにもなかったように、
空が明けていく。
世田谷烏山駅
二人、駅に立つ。
「行く?」
「山形に?」
「そのうちな。」
「本当?」
「うん。」
「じゃ、帰るね。」
「うん。」
真央の気持ちが少しだけぶれる。東京に来た後悔と、未来と将来が交錯する。
電車に乗りこみ、スマホをかざす。
?メールするね?
?わかった?
走り去って、メールが届く。
ピヨ♪
ここにいたって、何もないよ。
私も居ないし。
その仕事なら 山形でもあるよ。
給料減るけど。
また来る。 すきか。じゃね、
真央は、キュンと、男の部分がまだ
すきかの、窪みに締められてるような。
切ない気分になった。
山形は徐々に春めいて
回送の車中泊も、楽になり。増員した人達も増えた。
福島請負ヤード
トラック納車完了。
さ、早いけど山形帰ろか。
近くの庭坂駅まで歩く。
電車で山形へ。スマホで求人情報を見るのも、習慣になっていた。
あっ、でた。
レア 警備 。大手スーパーの、常駐警備募集。やっとだぜ。
常駐警備は、施設全体を点検、入出店管理。受け付けの事か、よし。
履歴書を送り、忘れた頃電話を回送中に受ける。
山形 市民会館
面接日行って見ると、書類をいっぱいかかえた、おじさんが。
レア 警備 社長自らの、面接と思いきや、いきなり。
「空手三段なんだね。」
「私は剣道三段だけど凄いね、その若さで。」
言いつつ書類の束を私に、
「え?」
「集めて来て、必要書類。」
「他の会社と違うのは、身分証明が必要だから、お願いしますね。」
「はい…。」
…合格ということ?
「集まったら警備講習はじめます。
これは30時間義務づけられてます。
その間、お給料も出ます。」
「はい。わかりました。」
後で聞いた事だか、
給料は他の警備会社はもっと高い。
これは警備の仕事を入札で取るため、
レベルの低い都市型の会社は必然的に
人件費を下げて、仕事をとる。
人件費を削ると、給料安くても使って、と言う人が来るので、
警備員の万引きとか結構ある。
講習も終わり、配属が決まった。
警備保安部 万引きGメンの事だ。
私服で警備にあたる。
が、なんと2か月で挫折。
人間関係とスーパー警備の粗雑さと。
あまりに簡単な事を難しくして、頭良さそうに見せる。
巻き込まれた私は、異物。当然居心地が悪くなって行く。
世間とのギャップが凄い。
カーン、
終了のゴングがなった感じ。