警備なおしごと
苦悩が

研修の日勤も終わりに近づいて来た。

受け付けもなんとか慣れて、
夜勤デビューももうすぐ。

スーパーのトラウマが消えない。

いつまた、人間関係や業務で辞める羽目になるか。

工場内巡回研修も始まる。

巨大工場内はまるでサティアン。迷路。

私達は基本NEBファシリティーズの傘下で動いている。

設備警備の老舗プロ集団。

大型エアコンのコンプレッサー、タンク類。
ボイラー、ポンプ、消火装置、その他。

警備室にある警報盤の数千の、

火災報知機の場所の把握。消火器、消火設備の把握。

命に関わることばかり。

つまり異常があったらすぐに、

対応、処置それが安全を守り、安全を提供しているのだ。

ただ、工場の人達は知らない人が多く、何こんなとこまで入ってくんだよ的な、人もいる。

これが私の一番の悩みになるだろう。

早く工場内で警備の巡回が、

市民権?工場権?を得なければ、

総務からは通達がいってるが、見ない人は見ない。

新人も2人入る予定。

不安がよぎるが真面目に業務遂行して行くが不可抗力だけは、避けたい。


電気店を今度こそ辞めた。

売り上げで東北一位になっていたので、所長まで駆けつけた。



大の目今田電気近く


ファミリーレストラン Bボーイ

「どう?本店が嫌ならそこの、今田電気は?」

「そういうことじゃないです。」

「じゃ、いつ戻ってもいいし、長期休暇ということで。」

「はい。」

けどもういい。一番のサーキット辞めたから電気屋なんか。何でもない。

回送の仕事が宙ぶらりんになってるの忘れてた。最後の日勤の日、

電気自動車で、回送会社に向かった。



松山あいの湯 近く


仕事に就いた事を告げて後にした。

研修も終わり休みをもらい、

トイプードルのみょうを迎えに行く事にした。



松見町、GSハイオク給油中


みょう、迎えに行くから待っててね。

アウディに乗り込み、

一路兄の家群馬に向かう。下道に回送で慣れてしまい、4号で福島から栃木へ、

300キロ迄は近所。4号線をへて那須で高速に、伊勢崎インターへ。

すきかは、敷島公園観覧車を、右手に見ながら。

「もうすぐ、着く。飛ばしまっせ。」

「早いんだ、これが。」

警察署前を通過し間も無く。

アウディが 駐車場に低い音を立て入って行く。

みょう、車の音に反応し出てきてた。
玄関で待ってた。無いシッポ、ピコピコさせて。

「帰るよ。みょう!」

「なんだ、泊まらないの?」
兄が出てきた。

「うん、休み2日しか取れないし。
ありがと。いくね!」

トンボ帰りで山形へ、
私はみょう が、帰ってくれば、夜通しでも何ともない。

夜間、昼間では見えない世界が、広がっている。

夜中のガソリンスタンド、
明るいけど田舎は営業して無い。

栃木県内の妙なゲームセンター。
トラッカーには、当たり前らしい。

鏡石の平屋のスーパー。

缶のパン工場。と直売所。

SHARP栃木工場。

4号線沿いは結構楽しいかも?皆んな何かしら、得意技もってる。

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