今日から君の許嫁!!
♪
夕食の時間に蓮はいなかった。
蓮はあの美少女と一緒にご飯食べているんだろうな。
私は早々にお風呂に入って、蓮の部屋に向かった。
さっき、聞けなかったからあの美少女のことを聞きだしてやろうと決意し、蓮のベッドに腰を掛けた。
今から帰るね、というラインをさっきもらったからもうすぐ帰ってくるはず。
そんなことを考えていると下が騒がしくなった。帰って来たみたいだ。
トントンと階段を上る音が聞こえる。電気はついているから普通に気が付くだろう。足音が止んで、扉が開いた。
「え、瑞穂ちゃん」と蓮の目が開く。
「おかえり」
「ただいま。瑞穂ちゃん、機嫌悪い? 」
不機嫌そうな声を出した自覚はあった。
蓮はカバンを置いて、私の隣に座った。
「サラちゃんとはどんな関係なの」
「サラは幼なじみだよ。言ってなかったっけ」
「聞いてない」
「瑞穂ちゃんが心配になるような関係じゃないから安心してよ。ただの幼なじみ」
ただの幼なじみ、か。あんな可愛い子が近くにいたなんて好きにならないわけないじゃん。
夕食の時間に蓮はいなかった。
蓮はあの美少女と一緒にご飯食べているんだろうな。
私は早々にお風呂に入って、蓮の部屋に向かった。
さっき、聞けなかったからあの美少女のことを聞きだしてやろうと決意し、蓮のベッドに腰を掛けた。
今から帰るね、というラインをさっきもらったからもうすぐ帰ってくるはず。
そんなことを考えていると下が騒がしくなった。帰って来たみたいだ。
トントンと階段を上る音が聞こえる。電気はついているから普通に気が付くだろう。足音が止んで、扉が開いた。
「え、瑞穂ちゃん」と蓮の目が開く。
「おかえり」
「ただいま。瑞穂ちゃん、機嫌悪い? 」
不機嫌そうな声を出した自覚はあった。
蓮はカバンを置いて、私の隣に座った。
「サラちゃんとはどんな関係なの」
「サラは幼なじみだよ。言ってなかったっけ」
「聞いてない」
「瑞穂ちゃんが心配になるような関係じゃないから安心してよ。ただの幼なじみ」
ただの幼なじみ、か。あんな可愛い子が近くにいたなんて好きにならないわけないじゃん。