今日から君の許嫁!!

「俺たち許嫁同士なんだよ?」


そうだった。


私こいつの許嫁なんだった。


今日聞かされたばかりだったらか

「許嫁」と言われても

やはり、まだしっくりこなかった。


「まぁ、いいや。

 お休み、瑞穂ちゃん。

あっ、それと、好きになったら

 負けって話、絶対だよ」


返事をしない私をほって

山本は自分の部屋に入っていった。




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