今日から君の許嫁!!
蓮の部屋に踵を向ける。
「瑞穂ちゃん? 」
え、蓮。なんで。部屋にいると思ってたのに。
蓮の髪が少し濡れていて、お風呂上りだとわかった。
「それ、俺にだよね」
蓮は私が持つガトーショコラを指す。
「いや、これは失敗作だから」
「いーよ。瑞穂ちゃんの手作りだったらなんでもうれしいよ」
あ、鎌田君と同じこと言ってる。
促されて、蓮の部屋に入る。
「あー、でもラッピングしてないし。今度、ちゃんとしたのあげるから」
「ここまで来てまだ渋るの? こっちのほうが特別感ある」
ベッドに腰かけた蓮は隣をトントンとする。
そこに座れと言うことらしい。
ここまで来たら覚悟を決めるか。
蓮の隣に座った。
「瑞穂ちゃん、食べさせてよ」
食べさせるって。いわゆる、あーんってやつですか。はずかしいよ。
「自分で食べてよ」
皿を蓮に押し付けるも、押し返される。
「瑞穂ちゃんからのプレゼントでしょ」
「瑞穂ちゃん? 」
え、蓮。なんで。部屋にいると思ってたのに。
蓮の髪が少し濡れていて、お風呂上りだとわかった。
「それ、俺にだよね」
蓮は私が持つガトーショコラを指す。
「いや、これは失敗作だから」
「いーよ。瑞穂ちゃんの手作りだったらなんでもうれしいよ」
あ、鎌田君と同じこと言ってる。
促されて、蓮の部屋に入る。
「あー、でもラッピングしてないし。今度、ちゃんとしたのあげるから」
「ここまで来てまだ渋るの? こっちのほうが特別感ある」
ベッドに腰かけた蓮は隣をトントンとする。
そこに座れと言うことらしい。
ここまで来たら覚悟を決めるか。
蓮の隣に座った。
「瑞穂ちゃん、食べさせてよ」
食べさせるって。いわゆる、あーんってやつですか。はずかしいよ。
「自分で食べてよ」
皿を蓮に押し付けるも、押し返される。
「瑞穂ちゃんからのプレゼントでしょ」