今日から君の許嫁!!


歓声が響きわたるグラウンドに

上からじりじりと

大陽が私たちを

焦がそうとする。


眩しいというより

暑い…。


「……ちゃん……瑞穂ちゃん!」


暑さでボーとしてた。


隣で応援していた

蓮の声で我に返った。


「はいっ、」


「はい、って

 瑞穂ちゃん本当に大丈夫?」


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