対象外でも恋咲く
近藤は弘人の向かいに座った。
「近藤は相変わらず元気そうだな。楽しいか?」
「うん、俺に合っている仕事だと思うしね」
「いいなー。俺も工場の配属を希望したのにさ、羨ましいよ」
「ええっ? 小沢さん、こっちが希望だったんですか?」
弘人は新人研修期間、人事担当者に希望を聞かれ、工場勤務への想いを熱く語った。
しかし、熱く語ったのが裏目に出たようで、営業向きと評価されてしまい、現在に至っている。
「小沢みたいなイケメンでさ、人当たりが良いとなればやっぱり工場に閉じこめてはおけないと思ったんだろうな。俺も小沢は営業向きだと思ったね」
「そうですね。私も工場で働く小沢さんを全く想像出来ないです」
近藤の意見に紗和も同意して、うんうんと頷く。
「まあ、営業もやりがいがあるからいいんだけどさ、俺は作ることをしたかったんだよ。だから、今日来るのは楽しみしてた」
「おう、楽しんで行ってくれよ」
「近藤は相変わらず元気そうだな。楽しいか?」
「うん、俺に合っている仕事だと思うしね」
「いいなー。俺も工場の配属を希望したのにさ、羨ましいよ」
「ええっ? 小沢さん、こっちが希望だったんですか?」
弘人は新人研修期間、人事担当者に希望を聞かれ、工場勤務への想いを熱く語った。
しかし、熱く語ったのが裏目に出たようで、営業向きと評価されてしまい、現在に至っている。
「小沢みたいなイケメンでさ、人当たりが良いとなればやっぱり工場に閉じこめてはおけないと思ったんだろうな。俺も小沢は営業向きだと思ったね」
「そうですね。私も工場で働く小沢さんを全く想像出来ないです」
近藤の意見に紗和も同意して、うんうんと頷く。
「まあ、営業もやりがいがあるからいいんだけどさ、俺は作ることをしたかったんだよ。だから、今日来るのは楽しみしてた」
「おう、楽しんで行ってくれよ」