対象外でも恋咲く
「わあ、なんかステキ……」
「いらっしゃいませー!」
クリーム色の壁に茶色の屋根、大通りから店への入り口までの小道にはピンク色の薔薇が両脇に咲いていた。そんな華やかな外観に瞳は感嘆の声をあげた。
そして、店内もかしこまった雰囲気かと思っていたけど、元気の良い店員に出迎えられたことにビックリし、目を丸くさせる。
店員の服装は私服と思われるTシャツにジーンズ、その上に赤色の真ん中になぜかコアラの絵が描かれているエプロンをしていた。
イタリアンレストランのウェイターというよりも町の喫茶店の店員という感じた。
斜め前にいた弘人が瞳のビックリした顔を見て、クスッと笑う。
「ここね、店構えと違って、中はすごく明るくて、アットホーム的なんですよ。だから、気をつかわないでのひのびと食事が出来ます。ただ予約制なんだけど」
落ち着いた雰囲気の外観と予約制というだけで、敷居が高いように感じたが、明るい店員と店内にホッとして、瞳は弘人のあとに続いて、奥のテーブルに行く。
「気まぐれセットとかしこまりセット、どっちにしますか?」
「いらっしゃいませー!」
クリーム色の壁に茶色の屋根、大通りから店への入り口までの小道にはピンク色の薔薇が両脇に咲いていた。そんな華やかな外観に瞳は感嘆の声をあげた。
そして、店内もかしこまった雰囲気かと思っていたけど、元気の良い店員に出迎えられたことにビックリし、目を丸くさせる。
店員の服装は私服と思われるTシャツにジーンズ、その上に赤色の真ん中になぜかコアラの絵が描かれているエプロンをしていた。
イタリアンレストランのウェイターというよりも町の喫茶店の店員という感じた。
斜め前にいた弘人が瞳のビックリした顔を見て、クスッと笑う。
「ここね、店構えと違って、中はすごく明るくて、アットホーム的なんですよ。だから、気をつかわないでのひのびと食事が出来ます。ただ予約制なんだけど」
落ち着いた雰囲気の外観と予約制というだけで、敷居が高いように感じたが、明るい店員と店内にホッとして、瞳は弘人のあとに続いて、奥のテーブルに行く。
「気まぐれセットとかしこまりセット、どっちにしますか?」