君を照らす光
…なんで、こんなに自分の身を削いでまでしねぇといけねぇんだよ...。
(それは佑紗さんがあの方々を大切だと思ってるからなのでは?)
…大切...?あいつらが...?
ははっ、ないない。
お兄ちゃんを殺した仲間なんざ大切だと思うわけないじゃない。
…思いたくもないわ。
(ふふふっ、そうですか。)
…なんで笑うのよ...。
(いえ?何でもありませんわ。)
…全く。
ディーはたまぁに変なことするよね...。
―ガサッ
佑「…っ!?誰...だ!」
クッソ...タイミング悪すぎ...。
(大丈夫です。邪気は感じません。)
…それが本当ならいいんだけど...。
私は音がした方に刀を向けた。
…雑魚でも沢山いたら流石にまずい...
「お!いたいた!」
佑「…お前は...」