君を照らす光
―ガッ!
―キンッ!
―シャッ!
切ったら受け止められ、切られそうになれば受け止め、避けて避けられの繰り返し。
きりがねぇ!
晋「なかなかやるな...」
佑「そっちこそ!」
ただ...三段突きはどうかな!
―シュッ シュッ ザシュッ
晋「グァッ!」
成功...!
私の三段突きはさっき切った肩と逆の二の腕に剣を突き刺した。
晋「クッソ...!」
…利き手の方を刺せばよかったかもな...。
佑「1箇所、斬られたからって痛がってるとこれから先が思いやられるわよ?」
―ザシュッ!
晋「ヴァ"ァ"ァ"!」
私は足のふくらはぎをきった。
…浅かったかも?
佑「…さぁ...その姿で自由に動けるかしら...?」
晋「…ハッ。まだ...これか...ら...だ!」
佑「ふーん、その強がりもいつまで続くかなっ!」