君を照らす光
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昔、兄が近藤に殺された日。
私は1人、森の中に走っていった。
ただ、無我夢中で走っていた。
どうやってそこにたどり着いたのかはわからないけど、大きな湖についた。
そこには
炎の神、プロメーテウス
海の神、ポセイドン
風の神、アネモイ
森林の神、アルテミス
愛と美の神、アプロディタ
そして…
神々の王 雷神、ゼウス
と呼ばれる神々がいた。
みんな、私がここに来るのを待っていたような顔をしていて、
ゼウスが私にこう問いかけた。
「お前が欲している力はなんだ」
と。私は…
「この世界から戦をなくせるくらいの力があればなんでもいい」
と答えた。
その答えにゼウスは、