君を照らす光


…伊東甲子太郎の情報を聞いてきて。


私が心の中でそう伝えると式神は頷いてから姿を消した。


どうやら式神は足のある幽霊のようなものだから消えたり現れたりするのは式神自身の意思らしい。



…てゆーか、話せないのに情報聞いてくるとかできるのかな....。

考え方が私に似てるってことは....話さない奴は皆殺し...?



…ちょっと失敗したかも。



「なんだコイツ.....グァッ!」



―ザシュッ



「ひ、怯むな!…ウ"ァ"ッ!」



―ブシャッ




…そーなるよね。
裏門にでも行くか。



案の定、裏門に行って少し経つと逃げようとしたやつが3人でてきた。



「ヒィッ!こいつ、何でここにッ....!」



佑「逃げるな。
返答次第では生かしてやる。

伊東甲子太郎はどこだ。
本当はどこと繋がっている、目的はなんだ。」



「い、伊東さんは、今新選組に....っ!」


「さ、薩摩藩と通謀して....「それは言うな!」っ!」


…あくまでも目的は言わねぇってことか。


佑「生憎、私は短気なもので。」



―ザシュッ



私は一番初めに情報を漏らした奴を刺して殺した。



佑「言え。」



薩摩藩と繋がっていると言うことは後々倒幕組になる...。


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