君を照らす光


違う...はずなのに、

何であいつらの顔が出てくんだよ....。


なんで....っ!


涙なんか.......!


私は頬に流れる涙を拭きながら気持ちを抑えようとした。


『…無理はしなくていいんだ。

佑紗はもう、愛することを知っている。
そして....愛されることも。


笑え、佑紗。
笑えば全てが変わって見える...。』



佑「まって!お兄ちゃん...!

行かないで....!」



気がつくとお兄ちゃんは足元からどんどん消えていっていた。



『佑紗、お前はお前らしく生きろ。

………愛してるぞ。佑紗....』



佑「いやぁ!行かないで...!
私をひとりにしないで...ッ!」



『..お前はひとりじゃない。 』



佑「お兄ちゃ....ッ!


クフッ....ウゥッ....!おにィ...っちゃ....ッ! 」



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