君を照らす光
流石に時親さんも驚いたようで、
時「………佑紗ちゃん、本当に行ってしまうのかい?」
と聞いてきた。
佑「はい。…決めたことですから。
....テウス」
私はテウスの方を向き名前を呼んだ。
テウス「…どうしたの?ゆーさ...?」
佑「....我に従える神々に継ぐ。
我の命、尽きるようならば....
新の主はこの...安倍時親に存ずる....。」
テウス「ゆーさ......?
それって、主を変えるってこと...?
………嫌だよ!僕はゆーさじゃないと...!」
佑「テウス。主の言うことは絶対だ。」
私はテウスの目を見て真剣に言った。
テウスは目に涙をたくさんためて私を見つめていた。