君を照らす光



佑「………全員揃ってお出迎えですか。」



私が中庭に差し掛かったところ、沖田や土方藤堂など幹部全員が集まっていた。


確か、山崎は偵察してるはずだ。


山南は怪我してんだっけな...。
まぁ、あいつも眠ってるだろうけど。


土「…こいつらに何をした。」


佑「あぁ、関係ないから眠らしたよ。

なんか文句でも?」


土「…、」


私が強い口調で言うと土方は黙ってしまった。


藤「佑紗、やっぱり俺....お前がそんな事するとは「思えない?」」


私は藤堂にわざと被せて言った。



佑「それはあんた達の勝手な思い込み。

私の考えなんて、私しか知らないのよ。



…なんでこの日にしたか、分かるよな?
近藤勇....」


近「………っ、」



...あくまでも無言ですか。
まぁいーけど。


佑「ほら、かかってきなよ...

本気で来ないと....死ぬよ?」



私は刀を抜いて奴らに向けた。

…お兄ちゃん、見守っててね....。
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