君を照らす光


私がそういうと沖田は目を見開いて驚いた様子だった。


…図星だろうな。


沖「大切な人を傷つけるのは...できません。
でも...「お前は近藤に忠誠を誓った」」


佑「それなのに何故気にするのだ。


…まさか、昔のことを引きずってるのか?」


そういうと沖田は唇を噛みしめた。

…ほんとにお前は昔からお人好しすぎる...。



私だって、お前を傷つけられない...

でも...これは私が決めたことだから...。



佑「...ぁはっ、ははははははっ!」



沖「…佑紗...?」




突然笑い出した私に沖田は心配そうに声をかけた。












…最後くらい笑顔が見たかったなんて、
私も相当馬鹿だよね...。







< 206 / 217 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop