君を照らす光
私がそういうと沖田は目を見開いて驚いた様子だった。
…図星だろうな。
沖「大切な人を傷つけるのは...できません。
でも...「お前は近藤に忠誠を誓った」」
佑「それなのに何故気にするのだ。
…まさか、昔のことを引きずってるのか?」
そういうと沖田は唇を噛みしめた。
…ほんとにお前は昔からお人好しすぎる...。
私だって、お前を傷つけられない...
でも...これは私が決めたことだから...。
佑「...ぁはっ、ははははははっ!」
沖「…佑紗...?」
突然笑い出した私に沖田は心配そうに声をかけた。
…最後くらい笑顔が見たかったなんて、
私も相当馬鹿だよね...。