君を照らす光
私はおちゃらけたように、馬鹿にしたようにして言った。
沖田は見るからに怒りを露にしている。
…それでいいんだよ。
そのまま...私を殺せ。
沖「…クソッ...!
...許さない...!」
沖田は怒ったようにして私に切りかかってきた。
―バキッ
沖田の攻撃を受け止めたらお兄ちゃんの刀が折れた。
そして余力で私は尻餅をついた。
…丁度いいじゃん。
お兄ちゃんと一緒に死ねるし...。
沖「……」
沖田は無言で刀を振り上げた。
…今そっちに行くからね、お兄ちゃん...。
―シュッ
私は死ぬのを覚悟して目を強くつぶった。