君を照らす光

.......が、

時間が経っても痛みが私を襲うことは無かった。

私は恐る恐る目を開けた。




―ギュッ




その瞬間、私は斬られるのでは無く、なぜか沖田に抱きしめられた。



佑「....なぜ殺さない....っ!

私はお前を裏切った...!
お前の大切な人を傷つけたんだぞ...ッ!」


沖「…そんな悲しそうな顔で言われても説得力無いですよ...。」


佑「....っ....なんで...っ!
どうして殺してくれないんだ...ッ!

殺せよ...!私を...殺して...っ!」



―ギュゥッ



私がそう言うと沖田はもっと強く私を抱きしめた。




沖「佑紗も僕の大切な人です...。

傷つけるなんてできません...。」



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