君を照らす光
" いろいろあって " に私がこうなった理由があるんだけど。
そこはまた後で。
.....さて。
なぜ京都に来たかというと、理由はただ一つ。
新選組に会うため。
いや、正確に言うと....
新選組を殺すためかな???
あ、そう簡単には殺さないから。
苦しめてから殺さないと、気がすまないからね。
「ちょ....離してください!!!」
「いーじゃねーか、ちょっとくらい付き合ってくれよぉ〜ヒック」
…酔っ払いか。
ったく、面倒なことしやがって。
佑「おっさん。そこまでにしたら?」
「あぁ???んだてめぇ!!!」
佑「その人、迷惑がってるじゃん。」
「うるせぇ!!!ガキは黙って傍観してろ!!!」
そう言って男は刀を取り出して
私に迫ってきた。
私はそれを避けて...
アッパーからのかかと落とし。
「ウガッ.....」
佑「ガキ?おじさん、ガキに負けちゃったね。」
「...クッソ。」
私が馬鹿にしたように言うと
男はどっかに行きましたとさ。
めでたしめでたし。
.....終わらないけどね。
「あ、あの!!!助けてくれてありがとうございました!!!」
佑「…礼には及ばないよ。それじゃ」