君を照らす光

それから、僕とゆーが出会ってから1年たったとき。

僕は思い切ってあの事を話してみた。


沖「ゆー、ちょっと話したいことがあるんだ。 」


佑「うん?...いいよ。話してみて。」


そして僕は両親が亡くなったこと、姉にここに連れてこられて、近藤さんとここで住んでることを話した。


佑「そーじも..... 大切な人をなくしたんだね...」


" そーじも "ってことは、まさか...


僕がゆーの顔を眺めていたら
ゆーはニコッと笑って


佑「私も、大切な人、殺されたんだ」


そう言うゆーはとても悲しそうで、
でも儚くて、綺麗だと思った。
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