君を照らす光
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私は4歳の時、この時代にタイムスリップしてきた。
その時、私に居場所を与えてくれたのが...
長州の町の角でひっそりと暮らす暖かい家族だった。
平林 香子 (Hirabayashi Kaoko) さん
文弥 (Humiya) さん
和生 (Kazuo) お兄ちゃん
それが彼らの名前。
そして...私の家族の名前。
3人とも笑顔が絶えなくて、暖かくて…
なにより優しくて、私はすぐにみんなと打ち解けた。
あの時までは笑い合うことが出来た。
………あの時までは...。
香「さぁ!みんなご飯よ!」
佑「はぁいっ!」
和「あれ?親父は?」
香「それがまだ帰ってこないのよねぇ、どうしたのかしら?
まぁ、後で帰ってくるわよっ!
先に食べてましょうっ!」
和「…そうだな」
佑「私もうお腹ペコペコ~!」