次期社長の甘い求婚
たまたま入社式で席が隣同士で話すようになり、研修期間中もなにかと一緒に過ごしていた。
おまけに配属先も一緒となれば、友情が深まらないわけがない。
亜紀とはまだ出会って一年とちょっとだけれど、すっかり気心が知れた仲であり、俗に言う親友だと思っている。
けれどこの親友様は、人の気持ちも考えずいつもズカズカと痛いところばかり突いてくるのだ。
正論を述べる彼女に反撃にでる術もなく、言われるがまま状態に陥る。
特に恋愛に関しては容赦ない。
亜紀は自他共に認める肉食系女子だ。
狙った獲物は逃がさないと言わんばかりに、今の彼氏には自分からガンガンアタックし、見事にゲット。
付き合い始めて半年。早くも「同棲しようか?」なんて話になっているとかいないとか。
そんな彼女から見たら、私の恋愛は煮え切らないのだろう。
相手は彼女がいて、おまけに婚約者となってしまい、それでもなお今もひっそりと想いを寄せているのだから。
親友として大好きな存在だけど、恋愛に絡むとちょっと絡みづらい。
私のためを思って言ってくれているとは理解していても、毎回会うたびに心が折れるようなことばかり言ってくる。
おまけに配属先も一緒となれば、友情が深まらないわけがない。
亜紀とはまだ出会って一年とちょっとだけれど、すっかり気心が知れた仲であり、俗に言う親友だと思っている。
けれどこの親友様は、人の気持ちも考えずいつもズカズカと痛いところばかり突いてくるのだ。
正論を述べる彼女に反撃にでる術もなく、言われるがまま状態に陥る。
特に恋愛に関しては容赦ない。
亜紀は自他共に認める肉食系女子だ。
狙った獲物は逃がさないと言わんばかりに、今の彼氏には自分からガンガンアタックし、見事にゲット。
付き合い始めて半年。早くも「同棲しようか?」なんて話になっているとかいないとか。
そんな彼女から見たら、私の恋愛は煮え切らないのだろう。
相手は彼女がいて、おまけに婚約者となってしまい、それでもなお今もひっそりと想いを寄せているのだから。
親友として大好きな存在だけど、恋愛に絡むとちょっと絡みづらい。
私のためを思って言ってくれているとは理解していても、毎回会うたびに心が折れるようなことばかり言ってくる。