幼なじみが父親宣言。
どうしよう……凄く嬉しいっ!

(な…泣きそう……)

いつもならこんな事言わないクセに、今日に限ってなんなんだ。

「じ、じゃあ、心して食べなさいよっ」

可愛くない私は、そっぽを向きながら智史に言った。

「……おう」

それだけ言って智史は、冷蔵庫からレタスを取り出し、腕捲りをしてサラダを作り始めた。
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