幼なじみが父親宣言。
そのシーンを思い出し、ボンッ!と顔から火が出た。

「ああああ明日からどんな顔すれば良いのよぉぉぉぉぅっ!」

頭を抱え、うぉううぉう言いながら、その場でのた打ち回る。

嫌だった訳じゃない。

ただ、本当にビックリして……。

ピタッ!と動きを止め、そっと唇をなぞった。

少しカサ付いていたけど、柔らかかった智史の唇。
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