幼なじみが父親宣言。
「似合うんじゃん?今日の服に合ってる」
「うん……でも高いし、今月はもう無駄使い出来ないし……」
ぶら下がっている値札には、「¥6,000(税抜き)」と表記されていて、少し高価なネックレスだった。
他に買わなけらばならない備品(ノートとか)もある。
このネックレスに、その値段は出せない。
(それに、智史の誕プレを買ったから、お金ないし……)
棚に戻そうと、「貸して……」と手を差し出したら、智史はサッと手を引っ込めて、スタスタとレジの方へ歩き出した。
「……へ?」
呆然と見ていると、「ありがとうございました~」と言う店員さんの声。
「んっ」
手のひらサイズの、小箱を手渡される。
「うん……でも高いし、今月はもう無駄使い出来ないし……」
ぶら下がっている値札には、「¥6,000(税抜き)」と表記されていて、少し高価なネックレスだった。
他に買わなけらばならない備品(ノートとか)もある。
このネックレスに、その値段は出せない。
(それに、智史の誕プレを買ったから、お金ないし……)
棚に戻そうと、「貸して……」と手を差し出したら、智史はサッと手を引っ込めて、スタスタとレジの方へ歩き出した。
「……へ?」
呆然と見ていると、「ありがとうございました~」と言う店員さんの声。
「んっ」
手のひらサイズの、小箱を手渡される。