幼なじみが父親宣言。
これも、そうだ。

衝撃の告白のせいで、一瞬色んな事が吹き飛んだけど、あと4日で智史は18歳だ!

「お前、バカだろ……」

智史が、小バカ所か、ものっすごくバカにした目で私を見る。

「ぬぁんですってぇ~!?」

私は眉を吊り上げ、握り拳をプルプル震わす。

「野乃、落ち着いて♡」

お母さんがニコニコしながら、私の握り拳をギュッと握る。

その手をバッ!と弾き返し、

「えぇいっ!とにかく、反対ったら反対!」

はぁ…はぁ…と、息を切らせながら怒鳴った。

「……なんで?」

「へ?」

「俺が吉野さんと結婚すんの、なんでそんなに反対なんだよ」

ジリッ……と智史に迫られる。
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