マスク君の秘密【短編】
マスク君


ある日の冬。


「うわ…来たよ…」

「今日もマスクだ…」

「なんで、ここに入学したんだよ…」

「触らぬヤンキーに祟りなし」





…うるさいな。


そう思いながら、校門を通る俺。

蛇氣 劉也ーダギ リュウヤー

見た目が周り曰くヤンキーらしい。


なぜなら、

ズボンに手を突っ込み

マスク

制服にチェーン

名前



全てにおいてヤンキーらしい。


それぞれには訳があるけど、説明するのもかったるいから、もう言わない。


どうせ、お前も信じないだろ?

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