伝言~最後のメッセージ~
「ねえ、来てない時とか、どうしてる?」
「え?」
「朝ごはんとか」
「あ~……。一応隣の友達が」
「友達?」
「その人は、覚えてたから」
少し胸が痛かった
私の事は、覚えてなかったのに
どうしてそうなの?
「そうなんだ、良かった」
「うん、助かってる。瑠奈の次にね」
「そう?」
「…………好きになったかもね」
「…………え?」
「姉ちゃんみたいで」
そんなこと言ったら、涙が出てくる