俺が戻ってきた理由
しばらくして
「芽以〜」
下から私を呼ぶ声
「はーい」
「運ぶの手伝って〜」
「りょうかーい」
私は慌てて下へ降りる
「ったく、咲と違って気がきかねぇな笑」
「ごめん…」
「そんなへこむ?冗談だって笑」
「だって本当なんだもん…」
「ごめんな?これ見てみ、」
疾が持っているグラスにはお茶が入っている。
しかし1つだけ白い液体が…
「これ、もしかして…」
「カルピスです!」
「え、本当!?」
「うん!芽以だけ特別♩わざわざ芽以のために買ってきたんだ」
「すっごい嬉しい…」
落ち込んでいたのに突然のサプライズ、少し涙ぐんでしまった。